9月から始まった近畿地区盲学校寄宿舎オンライン交流プロジェクトが、2月16日に最終回を迎えました。和歌山・奈良・大阪北・大阪南、そして福井の5つの盲学校が、ICTを活用して地域を越えた絆を育んできました。                                       【寄宿舎ならではの取り組み】生活を共にする仲間だから通じ合える!                このプロジェクトの最大の特徴は、「寄宿舎」という同じ生活環境にある生徒同士の交流であることです。普段の学校生活だけでなく、舎内での過ごし方や夕食のメニュー、身の回りの出来事など、寄宿舎生だからこそ共感できる話題で、初対面の壁もすぐに取り払われました 。また、決められた時間だけでは話し足りず、後日に個別で追加の交流会を希望する生徒も現れるなど、学校の枠を越えた「舎生同士の主体的な繋がり」が生まれました 。                               【学びの多い取り組み】ICT活用とコミュニケーション能力の向上!                 画面越しの交流は、生徒たちにとって単なるお喋り以上の貴重な学びの場となりました。ここまで、近畿地区の5校が総当たり形式で交流を続けてきた本プロジェクト。最終回は、和歌山盲学校の企画・進行のもと、これまでの交流で心が通じ合った5校合同の「シンクロゲーム」が開催されました。出されたお題について各校の舎生たちが自分たちの意見をまとめ、一つの回答を導き出す「作戦会議」を実践 。意見をまとめ、発表するプロセスを楽しみながら学びました。回答が合わなかった際も「あー、そっちの意見だったか!」「それも確かにあるね」と、相手の考えを認め、歩み寄るポジティブなコミュニケーションが随所に見られました 。                               【近畿地区の有意義な連携】最後は「新幹線」で心が一つに!                    シンクロゲームは3問の出題がされましたが、5校が一致するかたちにはできずでした。そこで、泣きの最終問題が出題されました。お題は、「速い乗り物といえば?」という問いに、福井の舎生たちは「北陸新幹線、これ一択ですね!」と自信を持って回答しました。見事、5校全ての答えが「新幹線」で一致し、画面越しに大きな歓喜の渦が巻き起こりました 。 この半年間の交流を通じ、距離を越えて「仲間」がいることを実感できたことは、舎生たちにとって大きな自信と財産になりました。企画運営を考えてくださった和歌山盲学校の皆さまをはじめ、参加された各校の皆さま、本当にありがとうございました。