6月6日(金)に「音で学ぶ交通安全教室」を行いました。
近年、エンジンを使用しないため走行音が小さいEV車(電気自動車、プラグインハイブリッド車を含む)が増加している現状があり、視覚障がい者が安全に、そして安心して歩くことができる信号機や横断歩道について学習しました。

講義の中では、音のない信号機を横断することは視覚障がい者にとって大変なことであることや、EV車の接近に気が付きにくいことなどのお話があり、生徒たちはうなずきながら聞いていました。
その後、実際に外に出て、LEDランプと音で安全な横断をサポートしてくれるLED付音響装置を使って歩いてみたり、EV車の音を聞いたりしました。生徒たちは、EV車の音が車体のどの部分から出ているのか、どのような音か耳をすませて聞き、EV車が近くを走行しているときに気づけるように学んでいました。

