1890年(明治23年)11月1日に東京盲唖学校(当時)の点字選定会で石川倉次が考案した日本点字が採用され、日本の盲人用文字として点字が決定されました。これを記念して11月1日が日本点字制定記念日(点字記念日)に制定されました。

全国の盲学校では2年ごとに「全国盲学校点字競技大会」を開催しています。その大会が今年度福井盲主管で行われます。

福井盲では、毎年点字記念日前の1週間を点字週間として、生徒や教職員全員が点字を学ぶ場をつくっています。これにあわせて今年度点字競技大会に出場する生徒1名は、大会に向けた練習も行っています。

以下の動画は、転写問題の練習風景です。左手で問題文を読み、右手で同じ文章を書いていきます。点字は点字盤という道具に点字紙を置いて専用の定規で挟み、点筆(てんぴつ)で書いていきます。

もし点字に興味をおもちでしたら、ぜひインターネットなどで検索してみてください。

下の写真は、点字を練習する福井盲の教員グループです。