12月9日に、福井盲卒業のモハメド・オマル・アブディンさんをお招きして、進路講演会を行いました。その動画はYouTubeで公開していますので、ぜひ御覧ください。

アブディンさんは、全盲でスーダンの出身。19歳の時に日本語がまったく分からない中、福井県立盲学校専攻科理療科に入学。しかし、3年後にはあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家試験に見事合格。その後、東京外国語大学などで学び、現在は参天製薬にて勤務していらっしゃいます。
アブディンさんのこれまでの人生で大切にしてきたことについて短い時間にぎゅっと凝縮して御講演いただきました。そして最後に、生徒全員からの感想や質問に対して、コメントをいただきました。
なお前半は、同じく参天製薬CSR室の油本様から、参天製薬におけるインクルージョンの取組についてお話いただきました。
社会に出て活躍する先輩のお話を伺う良い機会となりました。