6月17日(木)に陶芸の電動ろくろ体験を行いました。今回は、ふくい「陶」ネットワーク会長の日向 光様を講師に迎え、土の準備や、道具、本校にある電動ろくろの使い方について教えていただきました。

 まず陶芸で使う道具について、いろいろな形、種類のヘラや糸、スポンジやなめし皮など、実際に触れながら説明していただきました。碗には丸い形、湯飲みや花瓶など背の高いものは長方形の形のヘラを使って土の形を整えるそうです。  

 次に、粘土の準備です。ろくろで使う粘土を、使いやすいようにしっかり練ります。陶芸歴40年の日向先生は菊練りも土のまとめあげも簡単にやっていらっしゃいましたが、実はとても難しいのです。さすがです! そして、電動ろくろに土をセットし、成形を見せていただきました。熟練の技です! 次に、いよいよ生徒や教師も成形を体験しました。ろくろ台の前に座り、おそるおそる粘土を触ります。ろくろの回転に手を取られて、なかなかうまく形ができません。「難しい~!」と感想をもらしながらも、指の置き方、力の加減、動かし方など何度もやって、いくつか作っていくうちに少しずつろくろに慣れてきました。

 時間はあっという間に過ぎていきます。授業が終わる頃、講師の日向先生は「だんだん上手になってきたね!」と褒めて下さいました。やっと形になったものを最後にひとつ残し、体験は終了しました。少し乾燥したら、教えていただいた高台をつくったり、名前を彫ったりする予定です。出来上がりが楽しみです!