松本小学校の児童76名に「見えない・見えにくい世界を知ろ!」というオンライン出前授業を行いました。6月には「こころのバリアフリー」をテーマに、視覚障がいについてオンラインで出前授業をし、今回が2回目となります。

1 見えない・見えにくい世界を体験

クリアホルダーを通して、画面を見てもらい、色の違いや線の太さによる見え方の違いを体験しました。また、アイマスクをつけて、触覚や聴覚をとぎすまし、見えない世界を体験しました。

皆さんも体験してみましょう。
眼の前にクリアホルダをおいて、下の画像を見比べてください。
解説は画像の後にあります。

画像の絵は、歩道の点字ブロックを表しています。以前は点字ブロックと言えば黄色でしたが、最近は歩道の色と同系色の点字ブロックも増えてきました。
点字ブロックの役割は、見えない方にとっては白杖(はくじょう)や足の裏で凹凸を感じながら歩くことです。しかし、見えにくい人にとっては色の違いを利用して、この点字ブロックがどこまで続いているのか、まっすぐの道なのか途中で曲がる道なのかなどを「視覚」で知る手がかりにもなっています。そのため、はっきりと分かりやすい黄色がもっともよく使われているのです。
点字ブロックの色にも、意味があるんですね。

2 iPadを使って盲学校バーチャル訪問

盲学校の校舎内や教室の様子を、360度カメラで撮影し、iPadを使って盲学校にバーチャル訪問してもらいました。

3 見えない・見えにくい世界クイズ

Googleフォームで作成した視覚障がいに関するクイズに挑戦してもらいました。

皆さんもチャレンジしてみてください。


見えない・見えにくい世界クイズはこちら

4 見えない・見えにくい人のためのグッズ紹介

福井市社会福祉協議会さんから貸し出していただいた白杖や見えない人も楽しめるオセロやトランプなどを実際に体験してもらいました。

盲学校では。このような取組を行っています。御希望の方は、ぜひお問い合わせください。