令和2年12月24日、福井県陶芸館・福井県古窯博物館の学芸員の倉澤さん、森さんを講師として、越前焼についてのミニ講座が行われました。講座では、陶器とは何か、越前焼の歴史、越前焼の特徴などについて、レプリカや実物に触れながら学芸員さんの分かりやすい説明を聞き、越前焼について学びました。何百年も前の越前焼の壺や甕(かめ)、すり鉢のレプリカを一人一人手渡されると、子どもたちは「ざらざらしてる~!」「指の跡がわかるよ!」など思い思いに感想を言い合っていました。また、実物の焼き物の破片を発掘し、立体パズルのように組み立てながら年代を考えたり、色や形の違いから時代の変化を検証したりする、学芸員の仕事を知ることもできました。福井県の伝統的な工芸・産業としての越前焼を知る良い機会となったことと思います。

越前焼の歴史の長さと、自分の生きてる長さをテープで比較!
越前焼の歴史って長い~~!

越前焼の甕(かめ)をよ~く触ってみてください。
どんな感じがするかな?