6月14日(月)に、福井工業大学の地域連携研究推進センターの職員の方をお招きし、液体窒素の中に色々な物を入れるとどうなるかを実験していただきました。

-196℃が沸点の液体窒素の温度からすると、室温は熱々のフライパンのようなものと説明を受けて、先ずは容器の中に注がれた液体窒素の音を確認しました。「沸騰している音がする!」と舎生たちは驚いている様子でした。

音を確認した後は、私たちの身近にあるゴムボール、バナナ、マシュマロ、バラの花、風船など、入れる前の感触を確かめてから液体窒素の中に入れてもらいました。軟らかかったゴムボールは、10秒ほどでカチカチに凍り、床下に落とすとガラス細工のように粉々に破裂してしまいました。想像していなかった音にびっくりした舎生もいました。

バラの花は、自分たちで液体窒素に入れてみました。凍ったバラを取り出して、そっと触れてみたりギュッと握ってみたりして感触を楽しんでいました。「粉々になっていく感触がおもしろかった」とリクエストする舎生もいました。

最後は風船の実験でした。液体窒素に入れるとどうなるか?「膨らむ、爆発する、萎む」の三択から先ずは自分で考えてみました。実際に入れてみると見事に萎みました。

身近ではなかなか触れることができない液体窒素を使って、とても貴重で楽しい経験ができました。