7月末で本校を離任される先生をお見送りする式が、28日の昼食後に食堂で行われました。

 離任されるのは、調理員の小野方美さんと、ALTのレイチェル・カソーニさんのお二人です。

 小野さんは、平成17年4月より15年4か月にわたり勤務され、給食・舎食の調理その他の業務に携わっていただきました。幼児児童生徒のことを第一に考え、配膳の時などはどの材料もまんべんなく入るように丁寧に、きれいに美味しそうに盛り付けてくださいました。料理が大変好きで、料理のこつを考えてくださったり、味見をして的確なアドバイスをくださったりして、永年にわたり盲学校の味を守ってこられました。お母さんのような存在で、給食室の中はいつも温かな雰囲気に包まれていました。
 この度は永年支えてくれた家族への恩返しもあり、退職することになりました。

 レイチェルさんは平成28年9月より4年間にわたり勤務され、小学部の外国語活動から、中学部、高等部普通科・保健理療科の英語、専攻科理療科の医療英語まで、すべての学部と学科の指導に携わってこられました。真面目で熱心な性格で、体育大会や文化祭、卒業式にも常に出席くださいました。アイディア満載で、楽しい活動をたくさん編み出し、授業はいつも活き活きとした発語と楽しい笑顔であふれていました。
 今後は、一旦アメリカに帰国し、スチューデントビザを取得後、再来日し、日本語学校に入学し翻訳家を目指すとのことです。

 小野さん、レイチェルさん、本当にありがとうございました。

 レイチェルさんからいただいた本校にとってとても嬉しいメッセージを、以下に紹介させていただきます。