令和2年7月17日、ベルマーク教育助成財団より拡大読書器の寄贈を受けました。ありがとうございました。本校の児童生徒の学習に活用させていただきます。
拡大読書器は、見えにくさのある幼児児童生徒や職員が、印刷物等を拡大して読むための機器です。今回寄贈を受けた機種は、高精細度のフルHDカメラを搭載し倍率を連続的に任意に設定できます。HDMIの外部入力に対応し、パソコンに接続することも可能な高機能な拡大読書器です。
拡大読書器は視覚障がい者の日常生活用具の給付品目(情報・意思疎通支援用具)に例示されており、多くの市町村において給付の対象になっています。(給付の決定や自己負担割合は各市町村の判断となります) 自己負担割合は原則1割となっていますが、上限額が設定されており、上限額を超える分は自己負担となります。
本校では、今回寄贈いただいた機種以外にも拡大読書器を保有しており、児童生徒の学習に役立てています。また、本校に来校いただくことで、実際に使用体験をすることもできます。ご希望の方はお気軽にお声がけください。
本校に事務局がある「福井県視覚障がい者支援ネットワーク 羽二重ねっと」では、「見えない見えにくい」の相談や、拡大読書器をはじめとする視覚支援機器、便利グッズの紹介を行っています。また、県内を中心に視覚障がい者を対象とした支援サービスの紹介や橋渡しを行っています。拡大読書器の体験と併せて、ぜひ「羽二重ねっと」の支援相談も御利用ください。