本校のあん摩はりきゅう治療室の玄関横のあじさいが大きな花を咲かせました。薄青色から薄紫色まで、きれいな花をいくつも咲かせてくれました。今週から再開された外来施術の患者様を出迎えてくれているようです。

 あじさい(紫陽花)の花言葉は、「移り気」、「浮気」、「無情」だそうです。これはあじさいの花の色が時期により変化していく様をあらわしているそうな。ちょっと気の毒な花言葉ですね。

 俳諧の世界には「不易と流行」という言葉があります。「不易」とは、いつまでも変化しない本質的なもの、「流行」とは、新しく変化を重ねていく様子をあらわしているとか。「不易と流行」では、「いつまでも変化しない本質的なものを忘れないなかにも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと」(引用:三省堂 新明解四時熟語辞典)だそうです。皆さんはあじさいの花の何を思いますか?