福井県立盲学校

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あん摩マッサージ指圧とは

ここでは、あん摩・マッサージ・指圧について紹介します。

全身どこを揉まれたり押されたりしても気持ちいいですよね。一般的には、マッサージという言葉が普及しています。肩こり、腰痛、筋疲労はもちろん、便秘や消化機能の低下など、様々な症状に対して用いられています。

あん摩は、病気の治療や予防、保健の目的で、衣服の上から手を用いて行う治療法です。治療は、体の中心から手足の先端へ向けて行われます。漢方医術の1つとして東洋を中心に、最も古くはインドで始まったといわれています。しかし、それはどこの国の人が考えたものか、その起源は分かっていない様です。日本の文献にはじめて「按摩」という言葉が登場するのは西暦701年。日本初の法律「大宝律令」の中です。

マッサージは、病気の治療や予防、保健の目的で、素肌に直接手を用いて行われる治療法です。治療は、手足の先端から体の中心へ向かって行われます。ヨーロッパで発祥した様ですが、その起源はよく分かっていません。現在は、オイルを用いたマッサージが世界的に普及しています。

指圧は、東洋医学的な古来の按摩と柔道の活法を合わせて我が国で発達した治療法です。治療は、手指による圧迫が中心です。

これら、あん摩・マッサージ・指圧は、どれも手指が用いられます。またその使用方法にも共通するところが多く、一般的に我が国ではあまりそれらの区別は行われていないようです。マッサージというと、これらの方法をひとまとめに用いることが多い様です。

私たちは,これらを併せて「手技療法」と呼んでいます。手技療法は,「手」による治療法「ハンドセラピー」です。癒しを求める患者さんに「手を当てて」行う治療法は,古今東西,「癒し」の原点だと考えています。

現代社会は,ストレス社会ともいわれています。スポーツやリラクセーションとともに,私たちの「癒しの技」が,病み疲れた現代の人々に少しでもお役に立てればと願っています。

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