ホームページをご覧のみなさま、こんにちは。令和3年4月より校長として赴任しました杉本浩一です。よろしくお願いします。
 本校のホームページは、令和2年度よりシステムを変えました。それにより、ホームページのデザインが統一されて見やすくなり、また、みなさまにできるだけ新しい情報を提供することができるようになりました。
 さて、本校は今年創立108周年を迎える歴史と伝統があり、福井市東部の四季折々の自然に恵まれた田園地帯に位置しています。幼稚部から高等部専攻科まで備え、あらゆる年齢の方が集う社会の縮図にもなっています。授業はもちろん、行事、部活動、校外学習、寄宿舎生活などを通して、多くの学びがあります。学校とご家庭との連携を密にして、校訓にもあります「学びあい、助けあい、響きあう」教育を行いたいと考えております。
 また、本県唯一の視覚障がい教育校として、本県の視覚障がい教育のセンター的な役割を果たすべく、本校に通学していない「見ることに困難がある」お子様やその保護者への相談支援を行っており、その一環として嶺南地区へのサテライト教室も行っております。
 更には、平成28年1月に設立された福井県視覚障がい者支援ネットワーク「羽二重ねっと」の事務局として、医療や福祉の専門機関と連携を図り、学校に通われていなくても「見ることに困難がある」方とそのご家族に対する相談や支援を行っております。
 加えて、広く県民のみなさまにも視覚障がいに対する理解を深めていただこうと、「見えない、見えにくい世界」盲学校体験会も開催しております。(コロナ禍のため令和2,3年度は中止しますが、現在その代替となるものを検討しています。)
 教職員一同、本校の幼児児童生徒がそれぞれの個性を伸ばせるように、視覚障がい教育の専門性を高めるべく研究推進に邁進し、積極的な取り組みに努めてまいります。皆様には、本校の教育のみならず、本県の視覚障がい教育に対するご理解とご支援をお願い申し上げます。